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『サウスバウンド』奥田英朗 [Books]

密かにかなりお気に入りの作家、奥田英朗さん。
積読高層ビル群の中にかなりたまってきたので、少しは読んでいかねば・・・。
とはいえ、最近のばかり読んで、古いのは読まないでは・・・イカンな。

まぁいいか。

帯より

父は元過激派だ。
小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。昔、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが・・・・・・。

型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。21世紀を代表する新たなるビルドゥングスロマン、誕生!

最後の一文がなんのこっちゃ分からんので、調べてみると・・
「ビルドゥングスとは、主人公が作品のストーリー展開において人格形成がされたり、成長してく・・・」どうたらこうたら・・。
ということらしい。なるほど・・・、面倒だから日本語にしてくれ。

サウス・バウンド

サウス・バウンド

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/06/30
  • メディア: 単行本

まぁそんな出版界?のヘンな風習は置いといて・・。結論だけ言うと、とにかく面白かった。一部と二部で構成されていて、一部が東京、二部が沖縄。東京と沖縄(西表島)、都会と田舎、二つのコントラストがとにかく面白かった。二郎視点で描かれるストーリーは、なんとなく重松清さんの作品のような感じもあり。「子供の世界で大人は無力だ」とか、なんかグッとくるような部分も多かった。で、それが二部ではあっさりと覆されて、二郎どころか家族全体の雰囲気まで一変する。

最後も思ったよりすっきり終わった。なんとも爽快。

父親の考え方、なんかよく分かるなー。なんていうと、危ない人に思われるんかね・・。

あーどこか田舎へ移住したい・・・。


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コメント 4

うめの

過激派うんぬんは、置いておいて、沖縄が舞台っていうのは、興味津々。早速図書館に予約入れておきました。
う~ん、ビルドゥングスロマン、初耳です。何語?英語か?ビルディングから来ているのでしょうか。
by うめの (2005-12-12 15:33) 

arukakat

沖縄ですねー、東京との対比でものすごくステキな土地のように思えます(実際そうなんでしょうけど)。沖縄といっても、本島とそれぞれの島でいろいろ文化があるんやなー、なんて思いました。ビルディング(ビルド)が元なんでしょうね、とりあえず外来語としても一般的ではないですねー。ピカレスク小説?とかの、さらに分かりづらいやつですね。
by arukakat (2005-12-13 00:11) 

モーラ

はじめまして、TBさせていただきました。
南の島に移住したくなるような作品でしたね。
特に今みたいな真冬の時期には。
by モーラ (2006-01-07 05:49) 

arukakat

>モーラさん
はじめまして。TB大歓迎ですよー。
そうですねー、一部の東京編が暗めなだけに、南の島の魅力が映えてますよねー。奥田さん、本当に多芸です・・。
by arukakat (2006-01-08 18:51) 

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サウス・バウンド(Book Review’S ~本は成長の糧~ 2006-01-22 00:16)

サウス・バウンド 奥田 英朗 角川書店 2005-06-30 売り上げランキング : 1,302 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ★★★★★★★★★★ 「ララピポ」に続く、奥田英朗さんの作品としてチョ…[続く]

サウス・バウンド/奥田英郎(ホトケの読了book  南無阿弥陀仏 2006-01-07 05:47)

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作家別記事リスト(チャカリキ!ArukakatBlog 2005-12-11 22:38)

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