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『最悪』奥田英朗 [Books]

最悪、もう最悪だ・・・。

3冊続けて、奥田英朗さんです。

お先まっ暗、出口なし それでも続く人生か
小さなつまずきが地獄の入り口。転がりおちる男女の行きつく先は?
不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢(あつれき)や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。
無縁だった3人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。
比類なき犯罪小説、待望の文庫化!

3人の主人公、町工場の社長・銀行員・チンピラ、が最悪な状態まで堕ちていくわけですが・・・。ん~、途中までは面白かったなー。という感じです。最後はもうグダグダ(それがジェットコースター?)なので、パラパラーっとめくってしまった・・。

個人的には、銀行員もチンピラもどうでもよくて、町工場の社長が良かった。忙しいだけの日々の業務をこなし、取引先からの無理難題に応じ、理解不能な職員に苦悩し、近隣住民との揉め事に苦しむ。ただそれだけのハズだったのに(それだけでも辛すぎるけど)・・・。

気づかないうちに追い込まれ、ドツボにハマっていく感じはもうイライラしまくり!
「それ、断れよ!」
「なんでそこで強気に出ない!」
とか頭の中で思いながら、「あー、こら後で大変やな・・」なんて想像する。

いつ破綻の時が来るのか、それがなんかゾクゾクと・・・。

精神状態がちゃんとしている時に読むべき本か。

最悪

最悪

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 文庫

って書きながら思うのは、「確かにジェットコースターだ」でした。
高い場所へゴトゴトと(そしてじっくりと)登っていく段階、
そして一気に事が起こって堕ちていく~
よくできてるなー、と(最後のグダグダも含めて)。
でも、あんま人には勧めないかもしれない。

あ、そういえば・・
私はジェットコースターに乗ったことがありません。
なんか小さいのは乗ったことありますけどね。
興味ないんです。

ちなみに読んだのは単行本です。
が!
実はこの本も2重買いをしております・・・。
間違って単行本んを買ってしまい、結局友人にアゲるハメに。

あー最悪。

(最近こんな終わり方が多いな・・)


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うめの

イライラ系かー・・・今はちょっとそういうの読みたい気分じゃないので、少し後回しにさせてもらいますね。
「邪魔」のあとがきに書いてありましたが、奥田さんはプロットを作らずに書かれるそうですね。それゆえにグダグダだったりジェットコースターだったりするのかなぁと考えたりします。
by うめの (2006-03-09 16:48) 

arukakat

イライラ系ですねー。確かに、プロット無しだとそうなるのかもしれませんねー。
多分、読む側も奥田さんが書くペースに乗せられていくんじゃないでしょうか。
イライラですが、破滅への階段を登っていく(最後はそこから堕ちる)ところなんて、かなりゾクゾクきますよ。
こういったタイプの作品は、やっぱりこんな感じの終わり方になってしまうんでしょうね・・。
by arukakat (2006-03-09 21:55) 

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作家別記事リスト(チャカリキ!ArukakatBlog 2006-03-09 15:23)

作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 「この記事の更新履歴」 2006/03/09  伊坂幸太郎さん『砂漠』、  奥田英朗さん『ガール』『邪魔』『最悪』を追加。 2006/02/21 今野敏さん『…[続く]

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