『なかよし小鳩組』荻原浩 [Books]
なかよし小鳩組。言いづらいですが、荻原浩さんの作品を読んでいなければ、このタイトルでは買わないような感じ・・。
倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。
だから、「ユーモア小説」って定義がイマイチようわからんのですよ・・・。まぁいいけど。
この作品に出てくる「ユニバーサル広告社」というのは、「オロロ畑でつかまえて」に出てきたあのユニバーサルです。とはいっても、前作ではあまりキャラ立ちしていなかった人ばっかりなんですけどね・・。まぁ「オロロ畑」は読まなくても、これ単体でも楽しめます。
物語は杉山(コピーライター)を中心に、娘&分かれた妻&その再婚相手との関係や、苦楽を共にしてきた社長(会社)との関係等が「人間臭く」描かれています。「そんな気の効いたこと言えるかぇ~」ってのは置いといて(これは小説なので)、なかなか面白かった。
今のところ、安定感抜群の荻原さん、これからも読んでいく予定。
そういえば、わりと作風が多彩な感じがする・・。
重松清さんが好きな方なら、けっこうハマるんじゃないかなーと思われます。
荻原浩さんの記事一覧
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作家別記事リスト(チャカリキ!ArukakatBlog 2006-01-11 01:09)
作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 「この記事の更新履歴」 2006/01/10 荻原浩さんの『なかよし小鳩組』追加。 2006/01/08 真保祐一さん、追加。 2005/12/27 桂望実さ…[続く]
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おっ 重松はまり終わったら読んでみよう!!
by ブタゴリラ (2006-01-11 07:32)
この本は、父と娘の関係が絶妙の距離感でいい感じですよ。
重松さんのでいえば「熱球」のような。
でも荻原さんのはやっぱり「明日の記憶」がオススメです。
by arukakat (2006-01-11 22:59)