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『終戦のローレライ』福井晴敏 [Books]

やっと終わった・・・・。
長かった・・・・。

映画監督の持ち込み企画、ではなく依頼でもって誕生したこの作品。映画化が前提とかどうのこうのはそこいら辺に情報が溢れているので、どうぞ調べてみてください。

amazonから文庫1の紹介文を拝借

1945年、夏。彼らは戦っていた。誰にも知られることなく、ただその信念を胸に。 昭和20年、日本が滅亡に瀕していた夏。崩壊したナチスドイツからもたらされた戦利潜水艦・伊507が、男たちの、国家の運命をねじ曲げてゆく。五島列島沖に沈む特殊兵器・ローレライとはなにか。終戦という歴史の分岐点を駆け抜けた魂の記録が、この国の現在を問い直す。第22回吉川英治文学新人賞受賞。

4冊合計で、約1700ページ。
しかも(当たり前ですが)漢字多いし、改行も少なくてゴッチャゴチャ。


なげぇよ!




まぁそんなわけで、遅々として進まないページに苦しみながら、かなりの期間(時間ではない)をかけて読み終わりました。一言で言ってしまえば・・・、「潜水艦がバトル!少年と少女がカギを握って日本と日本人はどうなる?」という感じ・・・。かなり無茶してますけど、そんな感じ。

著者からすると、現代日本に対するメッセージだの何だのがあるらしいんですが・・。設定上、私としては娯楽小説としてしか読むことができなかった。福井さんの作品はほかには『亡国のイージス』しか読んだことないんですけど、こーゆー設定が好きなんかな・・。「男くさいハードボイルド」が好きなわけではないけど、どうもダメだなこれ。まぁこんなんだから、見た目だけでライトノベルを敬遠するような感じなんですけどね。なんか、安っぽいアニメのような設定というかね・・。

もっと短くしてもいいような気がします。短くまとめて、サイドストーリー系は別冊?として発刊、と。ん?映画はサイドストーリーが少ないらしいですね。そっちのほうがいいのかも・・。どの形態が正しいとは言い切れないし、答えが無いのは承知で言うと、「伝えたいメッセージがあるなら、その相手に届くように簡潔にまとめてみるのもいいと思いますが・・、どうですか?」という感じです。

まぁアレコレ言ってますが(要は「長いよっ!」ってだけですが)、潜水艦バトルの緊張感やら、個々のキャラクターやら、見所はたっぷりあります。「なんか長いらしいけど、いっちょ読んでみるか!」なんて方はどうぞ行っちゃってください。

艦長・絹見と浅倉良橘の「終戦後論バトル」はかなりシビレた。どっちも考え抜いていながら、凝り固まっている感じ。でも双方の立場からするとどっちも分からんでもないし、正論とも言える。ん~、個人的にはそればっかりでも良かったと思うくらいに・・。

終戦のローレライ〈1〉

終戦のローレライ〈1〉

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫


終戦のローレライ〈2〉

終戦のローレライ〈2〉

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫


終戦のローレライ〈3〉

終戦のローレライ〈3〉

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 文庫


終戦のローレライ〈4〉

終戦のローレライ〈4〉

  • 作者: 福井 晴敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 文庫


ようやくローレライから開放されましたが、次に控えているのは「半島を出よ」。また長いんですよねぇ・・。読みかけ状態でこのまま放置すると永遠に読まなさそうなんで・・・・なんとかします。

そろそろ、かるーいのが読みたい。


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コメント 4

うめの

うわーっ、ついに読んだんですか、お疲れ様です。
>アニメのような設定・・・結構辛口ですね。 長くて男くさいのは、まぁ、吉川英治賞受賞者ですから、芥川賞あたりとは、きっちり線を引いておきたいってことなんでしょうか。 とは言え、こっちの傾向の本もたまには読んでみたくなるんですよね。でもやっぱしりごみもしちゃいます。 う~ん、とりあえず、完読見事です。
by うめの (2006-01-28 14:12) 

ブタゴリラ

読み終わったことに(●´▽`●)_旦"☆"旦_(○´ー`○)カンパイ
映画は観たんですよね~
by ブタゴリラ (2006-01-28 17:40) 

beer

めっちゃ長いんですね。
2冊以上の本は「ノルウェイの森」以降読んでないですww
by beer (2006-01-30 12:59) 

arukakat

>うめのさん
長かったです・・。辛口ですか?ん~読むか設定を知ればそう思うはずですよ、これはホントに。読んでみたくなるものの、という感じなんですよねぇ・・。

>ブタゴリラさん
いやもう、疲れましたよ。イ507になったような気分でした。
映画どうでしたか?借りてみようとは思ってるんですけど・・。

>beerさん
長いんですよー、しつこいくらいに。
「ノルウェイの森」ですか、村上デビューしていないんで、どれにしようかと検討中です。
by arukakat (2006-01-31 00:33) 

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福井晴敏新作長編「Op.ローズダスト」は2月28日発売決定なわけで...(skywalkerの読書感想文 2006-02-01 17:52)

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作家別記事リスト(チャカリキ!ArukakatBlog 2006-01-27 01:09)

作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 「この記事の更新履歴」 2006/01/27 福井晴敏さんの『終戦のローレライ』追加。 2006/01/10 荻原浩さんの『なかよし小鳩組』追加。 2006/…[続く]

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