『隠蔽捜査』今野敏 [Books]
「隠蔽捜査」、なんかピンとこないタイトルなんですが、帯に書いてあった「キャリアにも正義がある」という言葉につられて買ってみました(気づけば2冊も・・・)。
竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る。互いに自らの正義を主張するキャリアとキャリアの対立。組織としての警察庁のとるべき真の危機管理とは。
読み始め、主人公のキャラクターについていけなかった・・・。って読んだほとんどの方がそうなんじゃないかと思いますが。あまりにもひどくてイヤになってきそうな感じもありましたが、「これだけじゃ終わらんだろう・・」なんて思いながら読み進め・・・。あとはネタバレ気味なのでこのへんで。
感想としては、無駄もなくきれいにまとめたなーなんて思いました。いろいろ起こったわりにはこの短さで済んでいるので、かなり気持ちよく読み進めることができる。ん~、長いのばっかり読んでいたせいか、短いだけで好印象になっているのかもしれない・・。
まぁ最後は「そんなにうまくいくかぁ?」なんてツッコミたい気分と、「どす黒い、汚いばっかりの警察小説よりええわー」という気分が戦い、後者が勝った感じです。なんともすごいお役所(官僚)根性を持った主人公でした。お役所といえば、「県庁の星」なんてのもありましたが、あれよりはかなり上ですね。まぁテーマが違いすぎますけど・・。
いやー、満足マンゾク。
警察モノももっと読みたい感じです・・・ってことは、横山秀夫さんということか。
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作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 「この記事の更新履歴」 2006/02/21 今野敏さん『隠蔽捜査』、伊岡瞬さん『いつか、虹の向こうへ』、伊坂幸太郎さん『魔王」追加。 2006/02/11…[続く]
















警察小説の基本は「正義」だと考えています。
先日読んだ横山さんの『震度0』も、どっぷりお役所根性モノでしたが、そこに「正義」があると、筋が通った印象になりますね。単に私自身が「それでもやっぱり警察は正義の味方なんだよ」と安心したいだけなのかも知れませんが・・・
arukakatさん、1冊下さい。------嘘です。
by うめの (2006-02-17 20:48)
正義ですか、ということはこの作品はナカナカイケるかもしれませんよー。
「"お役所根性"な連中 vs "お役所の使命"男」 みたいな感じです。
本、差し上げますよーって思ったんですけど、メールアドレスがわかりませぇ~ん。メール送って頂ければ、私は全く問題ないですよ。中古市場に回すほど希少価値の本でもないし、ちゃんと読む人の手に渡るのであればOKなわけです。
by arukakat (2006-02-18 01:06)
いやいや、マジ冗談です。お気遣いなく~。
メルアドは、迷惑メール防止のため、公表していません。いつか、機会があれば、連絡させていただきますね。
でも、もしarukakatさんと同じ職場だったりしたら、私、本借りまくっているでしょうね。
by うめの (2006-02-19 18:52)
>うめのさん
そうですかー。迷惑メールは、公開していないソネットのアドレスにじゃんじゃん届くんですよねー、もう最悪です。同じ職場って、確かに貸し借りしやすいですよねー。以前、私ば職場の方と貸し借りしていた時は「arukakatさんて、キレイに読んでるから気遣うんだよね・・風呂で読む勇気が出ない」なんて言われました。私も風呂で読むし、結構適当なんですけどねー。
まぁでも、物は大事にするのがモットーですが。
by arukakat (2006-02-20 00:50)