nice! 2

長谷川舞
うめの
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奥田英朗さん、やっぱりイイワァ。
と、ちょっとオネエ言葉で喋ってしまいそうなくらい・・。
好きなのか嫌いなのか、よくわからん作品でした。
単に小説として軽く読むと、ものすごーく好きな作品なんですよ、
それはもう間違いない。
30代。OL。文句ある?
さ、いっちょ真面目に働きますか。
キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。
<こんなお心あたりのある方に、よく効きます。>
●職場でナメられてる、と感じた
●親に結婚を急かされた
●若い後輩の肌つやに見とれた
●仕事で思わずたんかをきった
●ひとめぼれをした
●子どもの寝顔を見て、頑張ろうと思った
きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。
ちょっと前にベストセラーになったあの言葉。アレを使って一言で済ましたくはないんですが、アレの話です(なんかヘンな方向に行ってないか?)。30代女性が、凹むようなことや「今の自分って・・」みたいに考えるような出来事があって、そこからどう立ち直るか(開き直るか、楽になるか)、という短編が5つ。奥田さんだけに、読みやすい・うまく共感を誘う・きれいにまとめる、というのがバッチリですねー。見事です。
男の私でも、かなり面白かった。
と、あっさり認めたい反面、
「世の中にどれだけそんな女性が居るんだ?」
という疑問も残った。
まぁそりゃね、「服装がやたら若いなーっ!」「バブルの思い出から抜け切れてないなー!」という人もまぁ見かけますよ、それは居てます。んが、なんかあまりにも「女性誌(に流され続けてきた人)っぽい」感じのベタベタな設定で、どうも「単純に楽しもう」という気持ちと「もうちょっと現実に近く」という気持ちがバトルしてました。
と言っても、「現実」がどうであるかは、若輩モノの私には分からん(+あんまり興味ない)のでありますが・・。
人に読ませる作品である限り、「分かり易い典型な30代未婚の女性像」を持ってくるのは当たり前なので、ツッコミどころでもなんでもないんでしょうけどね・・・。
まさに、
「愛しさと切なさと心強さと」
な感じの作品でした。
ほら、ちょうど篠原涼子さんはそんな世代の象徴みたいな存在だし・・。
うまくまとまった!、と思ったのは大間違い?
==追記==
ベタですが、こいつも一緒に読むといい感じだと思います。
The ideals which have lighted my way, and time after time have given me new courage to face life cheerfully, have been Kindness, Beauty, and Tru…[続く]
作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 「この記事の更新履歴」 2006/03/09 伊坂幸太郎さん『砂漠』、 奥田英朗さん『ガール』『邪魔』『最悪』を追加。 2006/02/21 今野敏さん『…[続く]
ガール作者: 奥田 英朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/21メディア: 単行本 男性なのに、女性心理を書かせても上手い サスガの奥田英朗さんの待望の新刊です。 ヒロくん マンション ガール ワーキング・マザー ひと回り というそれぞれに個性も事情…[続く]
arukakatさん、うまくまとまっていますよ~。
で、アレの話ですか・・・あんまり好きじゃないですね。でも、奥田さんが、どういう切り口で描くのかは、興味があります。
近々読む予定です。同世代として、シビアな視線で読ませてもらいます。
あっ、それと、メガネは、最低2個は必要ですよ。(to ゴニョゴニョ)
by うめの (2006-03-03 01:13)
こんにちは。
私は今年で34歳。ものの見事に「ガール」世代なのですが(笑)
同世代の同性の目で見ると、不思議とそんなに違和感は
感じませんでした。
バブルがはじけた後で社会に出たから、いい目も見てないし
だのに、上司は高度経済成長時代の神話やバブル期の
オイシさの夢から覚めてなくて・・・。
OL時代の「コンチクショー」な気持ちを思い出して、
ちょっとスッキリしたのは事実です。
by 長谷川舞 (2006-03-03 13:46)
>うめのさん
奥田さんの切り口・・・。どの女性も「愛らしく、切なく、強い(また出た)」わけで、いい感じでしたよ。他の作家さんがどう書いているかはよくわかりませんが・・。同世代ですかー、だとしたらいろいろ感情移入しまくるんでしょうか。知り合いに似ている、とかもありそうですねー。
>長谷川舞さん
うめのさんも、お二人とも同世代なんですねー。違和感ないということは、やっぱり劇中の登場人物は現実に居る(まんまじゃないにしても)、というわけですねー。
>OL時代の「コンチクショー」
私の場合、サラリーマン時代の「コンチクショー」で読むので、その気持ちは分かりますねー。確かに、かなりすっきりする作品でした。やっぱり奥田さんはいいですねー。
by arukakat (2006-03-05 00:41)