「コンピュータの熱い罠」岡嶋 二人 [Books]
初の、岡嶋 二人。
なぜ二人か、というのはここでわざわざ言いません(ググってみてください)。
しかしまぁ、「コンピュータの熱い罠」とは、はっきり言ってしまえば、
なんのセンスも感じられないタイトルです(まぁ古い作品なんですけど)。
とはいっても、謎っぽかったり捻りがあればいいってもんでも無いとは思う。
んなわけで解説を文庫の表紙裏から、
オペレータの夏村絵里子は、恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。
「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が
捕らえる。相次いで身辺で起きる殺人事件は、増殖する恐怖の始まりでしかなかった!
私の職業はSE(システムエンジニア)、オペレータではないが、コンピュータシステムには深く関わる仕事。気になるテーマではある。最初に出版されたのが86年・・・、そのころのシステム屋さん業界がどんなもんだったかも知らない。興味も無い。私はファミコンが好きなだけの小学生だった。
今よりコンピュータが一般的ではなかったこの当時、一般の人は読んでも全く意味が分からなかったんじゃないか・・・。そんなことはないんかな?すでにこの業界で7年近く働いた今では、想像してもよくわからん。出てくる機器が古臭いし、「アベック」なんて言葉も使っている。でも読んでみてわかることは、時代云々の問題というよりは、コンピュータがそこいらじゅうにある社会に課せられたテーマな感じ。昔から、「2001年宇宙の旅」みたいな感じでコンピュータの存在を問うような作品があったように、この作品も、ミステリーではあっても同じような作品な感じがする。
まぁそんな感じで珍しくあれこれ書いてますが、気楽にミステリーを楽しめた感じでした。なかなか読みやすいし面白かったです。しかし、イマイチ登場人物に感情移入できん。のめりこんで一気読みしたというよりは、サラサラ~っと読みましたーな感じでちょっと物足りない。まぁ300ページくらいだし、二転三転するというほど複雑でもないので軽く読む作品なんかなーと。
「パソコンとか全く分からんし、苦手!」って人は、読むの面倒かも。
岡嶋二人さん(井上 夢人さん)は、他の作品も読む予定。
ってそんなんばっかし!
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作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 まだ全部は書ききれていません。 「この記事の更新履歴」 2005/12/18 既読本(小説、エッセイなど)コンプリート!!! 【あ】 浅田次郎さ…[続く]
















この本、少女時代に読みましたよ。って言っても、内容を全然覚えていませんでしたが、レビューを読んでいるうちに、少しだけ思い出してきました。懐かしいなぁ。 一昔前の本に使われている死語って、時代を感じさせられて、私は、結構好きですよ。
by うめの (2005-09-25 13:09)
>うめのさん
小説の中から時代を感じるといえばやはり、携帯電話と死語ですよね。
私の場合、小説を読むようになってちょうど1年くらいなので、「あの頃、俺は奨学生かー」という感じでいろいろ思い出していますね。
タイトルのつけかたなんかも、時代背景が反映されているのだと思います。
by arukakat (2005-09-25 15:37)