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『ララピポ』奥田英朗 [Books]

連続で、奥田英朗さん。『ララピポ』
装丁のデザイン、そして帯に書いてあるとおり、「お下劣」です。

著者本人がイメージを壊したくて書いたそうな。

「しあわせ」って何だっけ?選りすぐりの負け犬たち、ここに集合!
勝ち組なんて、いない。
神は何故、この者たちに生を与えたもうたのか?
対人恐怖症のフリーライター 杉山博(32歳) AV・風俗専門のスカウトマン、栗野健治(23歳) 専業主婦にして一応AV女優、佐藤良枝(43歳) NO!と言えないカラオケBOX店員、青柳光一(26歳) 文芸コンプレックスの官能小説家、西郷寺敬次郎(52歳) デブ専門裏DVD女優のテープリライター(28歳)

なんかすごい設定の6人。一つの短編の主人公から始まり、それに関わる誰かが継ぎの主人公になって繋がっていく連作です。内容は、まさに下劣です。

出てくる主人公たちは、コンプレックスの塊だったりうだつの上がらない奴だったり、とにかく救いようのない奴らばかり。専業主婦にしてAV女優のやつなんて、読んでいる途中でやめたくなるくらい気分が悪くなる。どうやら私は、あまりエロ描写が好きじゃないらしい(たまたま今日がダメだった?)。エロというより、登場する面々の問題のような気もする・・・。

別に潔癖症ではないけど、ゴミ屋敷とかはちょっと勘弁して欲しい・・・。

ララピポ

ララピポ

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本



少し前「勝ち組」なんて言葉が流行った。劣等感を持つ誰かからほかの誰かを見ると、その相手は勝ち組に見えるはず。でも実際はそうでもない。家と会社を往復しているだけの人もいれば、金は稼いでいるけど時間の余裕がまったく無い人もいる。どれが勝ちってことでもない。

でも、この作品の登場人物ときたら・・・。
まぁいいか、この本について書くのが面倒になってきた。

好みの分かれる作品だと思います。部分部分では面白かったけど、まさに「汚いものを見せられた」という感じ。でもまぁ、いい作品なんじゃないかと思う。好きではないけど。


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コメント 2

うめの

これ、本屋で装丁カバーをめくって見て「ギャッ」ってなりました。中身もそうなんですか。・・・これは読みたくないや。
ちなみに、私は「負け犬」って言葉もキライ。犬に失礼。
by うめの (2005-12-13 01:01) 

arukakat

この装丁はちょっと・・・アレですねぇ。中身はですねぇ、褒めようもあるんですけどなんか「俺は分かってる読者だ、分からない奴が語るな」みたいに持ち上げたくないんですよ。悪い作品ではないんですけどね・・。
>私は「負け犬」って言葉もキライ。犬に失礼。
確かに・・・。
とはいえ、世の中は分かり易いアイコンになる言葉が好きなんですよね。
その典型といえば、新書のタイトルですね。
by arukakat (2005-12-13 23:18) 

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作家別記事リスト(チャカリキ!ArukakatBlog 2005-12-13 00:14)

作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 まだ全部は書ききれていません。 「この記事の更新履歴」 2005/12/11 奥田英朗さんに一冊追加しました 2005/12/11 奥田英朗さん追加しました …[続く]

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