「殺戮にいたる病」我孫子 武丸 [Books]
「殺戮にいたる病」、我孫子武丸さんの作品です。
我孫子武丸さんといえば、「かまいたちの夜」というゲームの脚本?を書かれた方。
あのゲームは、当時やたら怖かったことを強烈に覚えています。
まぁこの記事はゲームの話ではないので、「殺戮にいたる病」ですが・・、
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
文庫カバーの内容解説より
ほら、「衝撃のホラー」って書いてありますよね・・。だからサイコ・キラーが出てくるホラーな作品だとばかり思ってたんですよ・・。こんな解説はヒキョウだ~、というか、それも含めてトリックだったわけですか。
そうなんですよ、この作品はトリックが仕掛けられています。最後の章で「ん?なんかおかしいやろ」となって最後の一行で「あ、そうやったん?」という感じです。でもって、「どこから騙されてたんやろ・・」と読み返すことになります。
ん~、これは「ハサミ男」と似ているな~と思ったら、Amazonの「あわせて買いたい」に出ているではないか・・・。
トリック云々はともかくとして、内容はいたってシンプルな感じ。余計な文章は無いし、文庫で324ページしかないのですぐ読み終えられます。「ハサミ男」はけっこう長かったので、この短さはかなりいい感じです。
いやー、いいですよこれ。「トリックを見破ってやる!」なんて人も読んでみてはどうでしょう。トリックの存在を知っていても、ミステリーマニアだの(何パターンも予想しておいて)「合ってた、楽勝!」なんて言う人以外は楽しめますね。
今読んでいる本、はじめて読む作家さんの本なんですが、面白い。
これはハマるかもしれない・・。
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歌野晶午さん、初読み。 『葉桜の季節に君を想うということ』・・・、タイトルからは内容が推測不可能です。 この本、帯にはデカデカとこう書かれています。 「このミステリーがすごい!」第1位 「本格ミステリー・ベスト10」第1位 「週刊文春ミステリーベスト10」第2位 おお・・・、こり…[続く]
















へぇ。なんか面白そう・・・。僕は小説はほとんど読まないのですが、この短さならばチャレンジしてもいいかもしれません。
しかも滅多に読まない分、簡単に騙されそうですww
by まさ (2005-08-29 21:28)
>まさ さん
面白いですよ、ちょっと残虐なシーンもありますけど・・。
内容も、何人かの人物の視点でちょっとづつ描かれていくので、メリハリがついて読みやすいと思います。お勧めです。
by arukakat (2005-08-29 23:07)
これ、オチはかなり「やられた~」って感じで、まさに「ハサミ男」の先駆ですね
ただね、この手のミステリーて、1回読めばそれで。。。なのが辛いところ。
by ピカチュウ (2005-08-31 18:51)
>ピカチュウさん
そうですよねぇ、私も完全にやられましたよ。
あ、たしかに一回読めば・・・。そうなると、「こうやってハメるといいのかー」とか「ここからミスリードさせられたのかー」という読み方しかできませんよね。
ピカチュウさんはかなりの読書家なんですね~、駄作をブログで斬ってほしいです。
by arukakat (2005-09-04 13:13)