So-net無料ブログ作成
検索選択

「ウランバーナの森」奥田英朗 [Books]

ウランバーナの森、奥田英朗さんの作品です。
この作品がデビュー作だそうで、興味津々なのですが・・。


その夏、世紀のポップスター・ジョンは軽井沢で過ごした。
家族との素敵な避暑が、ひどい便秘でぶち壊し。
あまりの苦しさに病院通いをはじめたジョンの元へ、
過去からの亡霊が次々と訪れ始めた…。
大ベストセラー小説『最悪』の著者が贈る、ウイットとユーモア、
そして温かい思いに溢れた喪失と再生の物語。

ミステリーではありません。
そして「ジョン」とは誰なのか、読まなくてもわかるくらいですが
特定個人を直接示す記述はありません。
「イン・ザ・プール」や「空中ブランコ」を期待して読むべきではないので、
上記2作品が好きな方はちょっと入れないかもしれません。
私は、「東京物語」を読んでいるので、あまり違和感はありませんでした。
実は奥田氏、作風は一つではなくいろいろある方なのです。

正直なところ、あまり面白くは無かった。
ジョン・レ○ンとオノ・ヨ○コに対して特定の思いがある方は、
自分の考えと違うということで楽しめないかもしれません。
まぁこれはなんともいえませんね。

特定の誰かが主人公であることを除けば、面白い作品だと思います。
いろんなところに気の利いたやりとりやセリフがあって、いい雰囲気を醸し出しています。

でも何かが足りない、個人的にビー○ルズへの思い入れが
それほど強いわけでもないので、なんとなく消化不良な感じもあります。
読む人しだいで、傑作ともなり得る作品ですね。

「ウランバーナの森」奥田 英朗
「ウランバーナの森」奥田 英朗

余談ですが、便秘がちなアナタは読まないほうがいいかもしれません。
でも、目に見えないプレッシャーやストレスに思い悩む人は、読んでみると
面白いと思います。
私はこの本に出てくる登場人物の考え方、ものすごく好きです。

次は、
大沢在昌さんの
「帰ってきたアルバイト探偵」
です。
文庫で出ていた過去のシリーズは読んでます。
それからわざわざ間を空けて、今、読みます。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(2) 

nice! 0

コメント 4

ピカチュウ

私もこの作品ダメだった。
奥田さんの作品は「最悪」が初体験で、その圧倒的な面白さに引きづられて読んだのがこの作品なんだけど、作風違うし主人公に感情移入できなかった。
でも、その後の「邪魔」「東京物語」「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」は全部好きなので、(「真夜中のマーチ」普通)どうもこの作品だけ合わなかったらしい。
にしても、彼ってホントに作風が広いねぇ~。
by ピカチュウ (2005-04-18 23:27) 

arukakat

「東京物語」好きなんですよね、時代は違っても自分とオーバーラップできる部分が多くて・・。「邪魔」「最悪」「真夜中のマーチ」はこれからの楽しみです。
意外なところでは、中年でもないのに「マドンナ」が面白かったです。

そうですよねぇ、作品数からしても、作風の多さには驚かされます。
by arukakat (2005-04-18 23:55) 

うめの

ようやく読みました。TBさせていただきます。
この作品がデビュー作だったとは驚きです。てっきり売れっ子になってから「なんでもいいから書け!」と言われて書いた作品だろうな~と読書中に感じていました。 結構笑えましたよ。
by うめの (2005-08-24 05:46) 

arukakat

>うめのさん
記事のほうにコメントしておきました。
確かにこれがデビューってのはちょっと・・。あるいみいい度胸してますよね。
by arukakat (2005-08-24 20:33) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

作家別記事リスト(チャカリキ!ArukakatBlog 2005-12-11 22:38)

作家別、既読本記事リストです(ジャマにならない程度に上にあがってきます)。 ブログの記事になっていないものはタイトルのみです。 まだ全部は書ききれていません。 「この記事の更新履歴」 2005/12/11 奥田英朗さん追加しました 2005/12/08 西谷史さん、蘇部健一さん、東野圭…[続く]

ウランバーナの森・・・奥田英朗(ただいま読書中!(仮) 2005-08-24 00:27)

  『その夏、世紀のポップスター・ジョンは軽井沢で過ごした。家族との素敵な避暑が、ひどい便秘でぶち壊し。あまりの苦しさに病院通いをはじめたジョンの元へ、過去からの亡霊が次々と訪れ始めた…。大ベストセラー小説『最悪』の著者が贈る、ウイットとユーモア、そして温かい思いに溢れた喪失と…[続く]

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。